最終更新日:2018年11月23日
また計画倒れした……
そんな人におすすめの本がこれだよ!
【メンタリストのDaiGoさんが科学的に効果がある正しい計画術を教えてくれます!】
目次
どんな人向け?
この本は計画倒れを防ぎたい方、
・1日30分勉強すると決めたのに続かない
・立てた目標を達成できない
・仕事が計画通り進まない
と悩み、自分はできないんだと思って自己嫌悪におちいっている方におすすめしたい本です!
大丈夫!
計画は倒れるものなのです!
あなたが悪い訳じゃない。
計画通りやるにはコツが必要です。
そして科学的に裏打ちされたコツ通りやれば、ちゃんとあなたは計画を達成できるようになります。
計画倒れをしてしまうのはあなたの意志が弱いからでなく、正しい計画の立て方を知らないからなのです。
そんな正しい計画の立て方を知りたい方は、ぜひこの本を読んでみてみましょう。
この本には科学的に効果がある方法がたくさん載っています。
その中から私が特にいい!と思ったものいくつか紹介したいと思います。
(1)まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!
引用元:『倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!』(メンタリストDaiGo, 河出書房新社)
副題にもなっているこれはまさに最高の計画術と言えます!
・計画倒れする人は、理想の自分を元に計画を立てる
・計画倒れしない人は、最低の自分を元に計画を立てる
例えば勉強時間を確保するため、毎日のスケジュールを立てるとしましょう。
計画倒れをする人は、
・あれもやるべき
・これもやりたい
・これは自分なら30分でできる
・朝も早起きできる
と理想の自分を想定してスケジュールを立てます。
でもこれが大きな間違いです!
人はスケジュールを立てたくらいでは変われません。
こういう人は初日からスケジュール通りにいかないと自己嫌悪におちいり、結局計画倒れになってしまいます。
計画倒れをしない人は、自分ができないことをちゃんと理解している。
よって無理な計画は立てません。
「勉強時間の目標は30分だけど、多分最初はもたないから10分にしよう」
「朝もいきなり7時起きは無理だから、とりあえず7時55分にしてみよう」
「夜だけど多分SNSを見てしまうから、寝る前の30分はSNSを見る時間にしておこう」
「どうせスケジュール通りにはいかないから、休日の13~16時は空けておいて、サボる時間にしておこう。」
正直私の周りの計画倒れしてしまう人も、十中八九スケジュールをいっぱいにしてサボりを計画にいれていないことが原因です。
そういう人ほど頑固に、自分のプライドを守るため、次は絶対できるからとまた無理な計画を立てるのです。
人は絶対サボるし、全く何もやる気がおきない日もある。
そういう自分の弱みを理解して計画を立てることこそが、あなたを成功へと導く正しい計画の立て方なのです。
(2)「どうにでもなれ効果」を防げ
「どうにでもなれ効果」は論文でも使われているちゃんとした専門用語です。
上手くやっていたのに一度失敗してしまうと、「もうどうにでもなれー」といって計画倒れさせてしまう効果のことです。
ダイエット中の人が昼間どうしても誘惑に耐え切れずケーキを食べてしまった。
そしたらもうどうでもよくなって、夜にラーメンやらお菓子やらも食べてしまう。
……あるあるですよね。
「どうにでもなれ効果」を防ぐ方法で有効的なのは、「どうにでもなれ効果」が起きて失敗した状態から立ち直った回数をカウントすること。
ケーキを食べた後「どうにでもなれ効果」が起きてラーメンを食べてしまったら、自己嫌悪におちいるのではなく、次の日はちゃんと食べ過ぎないで過ごす。
これを立ち直った回数プラス1としてカウントします。
これがプラス10などになっていけば、自分は失敗しても立ち直れる!という強い自信がつきます。
「どうにでもなれ効果」は起きるものと考え、その上で対策していくことが重要なのです。
(3)結果ではなく過程をイメージする
自己啓発本などではよく、
「自分が合格しているところをイメージするんだ!」
「お金持ちになった自分をイメージするんだ!」
などなど、結果をイメージすると良いと書かれています。
これは科学的には間違いです。
計画を達成しやすくするには、上手くいった結果をイメージするのではなく上手くいく過程をイメージすることが大事です。
合格者一覧に自分の受験番号が載るところをイメージするのではなく、
「毎日決められた時間に勉強している」
「苦手科目を克服する勉強をしている」
「得意科目を伸ばす勉強をしている」
「週に1回は気晴らしで2時間ほど趣味に時間を費やしている」
というように過程をイメージするのです。
こうすれば具体的に自分がどう行動すれば良いのか考えることに繋がるため、集中力を高めたり、本番への不安が減らしたりすることができるのです。
(4)「MACの原則」を満たす
計画のゴールを決める際に非常に効果的なのが「MACの原則」です。
会社での目標設定などにもよく使われます。
Measurable=測定可能性
ゴールが数字として測定可能なこと
×「売り上げをあげる」
◎「○月○日までに5000万円を売り上げる」
Actionalbe=行動可能性
ゴールまでのプロセスを書きだせること
×「去年より努力する」
◎「1日3回新規顧客に訪問し、月5回新規案件を獲得する」
Competent=適格性
ゴールが自分の価値観と合っていること
×「人から言われて何となく決めた」
◎「売り上げ5000万円を達成すれば昇給の可能性があり、目標である年収1000万の夢にまた一歩近づく」
ゴールがこの3つを満たしていることが、計画を立てる際に非常に重要です。
私も年1回、会社の後輩の目標設定を手伝いますが、その時に口癖のように繰り返す言葉が「数値化して、具体的に、主体的に」です。
「売り上げをあげたい!」
というあいまいなものではなく、ちゃんと数字をつけて、それをするための行動を具体的にして、上から言われたからという理由ではなく自分の価値観に沿うように主体的な目標を設定させます。
こうすることにより自分のゴールがより明確化するため、計画が達成しやすくなるのです。
総評
上記の様に、この本はメンタリストのDaiGoさんが科学的に効果がある正しい計画術をわかりやすく説明してくれています。
紹介されている方法は、私自身も計画を立てる際やスケジュール管理、習慣化でよく使っており、実用性と汎用性が高く万人にオススメできます。
今回紹介したもの以外にも良い方法がたくさん載っていますので、計画倒れを防ぎたいという方は是非読んでみてください!
習慣化に特化した技術を知りたい方は以下の記事をどうぞ。
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