Kindle Unlited、Prime Readingでは古典文学もたくさん読むことができます。
今日はその中から、『星の王子さま』『夜間飛行』などで有名なサン=テグジュペリの本ベスト3を紹介します。
20世紀初頭フランスの作家にしてガチの飛行機乗りであったサン=テグジュペリ。彼の経験に基づいたリアリティあふれる世界と、類まれなる詩的センスに浸りたい方におすすめです！
※ランキングは2019年3月21日時点のものです。Kindle Unlimited, Prime Readingは無料で読める本の入れ替えが激しいため、無料で読めたものが後日読めなくなっている可能性があります。ご了承ください。
1位：『人間の大地 』
飛行機乗りであった彼が体験した数々の苦難。友人の冬のアンデス山脈での墜落、遭難、そして奇跡の生還。さらには自らのサハラ砂漠での墜落、遭難、そして奇跡の生還。
苦難だけでなく行く先々で会う人達との温かな交流も描かれているのがこの本の良いところですね。
最終章ではサン＝テグジュペリの平和を愛する心、人間の相互理解の大切さを説く心がストレートに伝わってきます。彼自身は第二次世界大戦時に撃墜され還らぬ人となってしまいますが、彼の想いは本という形で後世に残り広く影響を与えているのだなぁと思いました。
ぜひ読んで欲しい至高の1冊です！
2位：『星の王子さま』
2位はサン＝テグジュペリと言えばこれ！という『星の王子さま』
子供向けに書かれた本ですが、むしろ大人にこそ読んで欲しい名著！ビジネスマンの星や自惚れ屋の星などいろいろな星がでてきますが、どれも大人への皮肉たっぷり。
純真だった子供の時の心を取り戻したい大人にオススメの一冊です。
（挿絵もとっても素敵です！）
3位：『夜間飛行』
サン=テグジュペリの飛行機乗りとしての経験が随所に活かされている名著。
飛行機の黎明期、危険を顧みず夜間の郵便飛行を行う飛行機乗り達を描いた作品です。
勇敢なパイロット、それを支える妻。そして彼らを危険を承知で送り出す冷酷ながらも強い意志と慈愛の心を持った郵便飛行会社の支配人。
衝撃的な結末に読了後はしばし茫然となりました。
『人間の大地』とあわせて読んで欲しい1冊です。
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