もうすぐ新年度が始まります。
4月1日から晴れて新社会人という方も多いでしょう。
会社は今まであなたが在籍していた学校とは大きく異なる場所です。
楽しいことややりがいも多い反面、言われたことをやっているだけではすぐに潰れてしまう、常に自分自身で道を切り開いていかなければいけない。そんな楽しさと厳しさを兼ね備えているのが会社です。
今回はそんな会社に入る新卒の方が読んでおくべき必読書を5冊紹介します。
目次
新卒におすすめのビジネス書5冊
1.『新入社員基礎講座 2019』
74Pくらいのうっすい本ですが、騙されたと思って読んでみてください!
新卒が知っておくべき考え方とビジネスマナーが非常にわかりやすくまとめられています。
私は会社で新人教育をやっていますが、正直伝えたいことが全部ここに書いてあります。
金額も1000円ちょっと、小難しいことも書いていないので普段本を読まない人でも大丈夫!
ぜひこれを読んで「自主的に動く」新卒として同期より頭一つ抜きんでた評価を得てみてください!
2.『自分の小さな「箱」から脱出する方法』
こちらも新卒の方にぜひ読んで欲しい1冊!あなたの人間関係への考え方が180度変わります。
小・中・高校では先生や親に言われた通りのことをやっていれば良かったかも知れません。大学では自由になりますが、かといって自分の考えをもたなくてもそこまで困ることは無かったでしょう。
しかし社会に出るとそうはいきません。たとえ上司に言われた通りやったとしても、あなたがやるからにはあなたの責任。会社のルールであっても、あなたがやることはあなたの責任。最終的には自分の頭で考えて、自分の意志で決めて行動する。そんな「自主性」が会社では求めれるのです。
その第一歩として人間関係に「自主性」を持たせてくれるのがこの本なのです。他人が悪い、向こうがやってくれないからこちらも悪い、そういう他責の考え方から脱して、まずは自分が行動することで相手との人間関係を良好にしていく。
社会人にとって最も大事な能力をわかりやすい小説形式で教えてくれる1冊です。
3.『7つの習慣』
読書が苦手でないならぜひとも読んで欲しい、ビジネス書の古典にして名著!
私の「座右の本」でもあり、会社に入ってくる新人には必ず貸している本です。
仕事や人生において重要な7つの習慣が書かれている本で、この7つさえできるようになれば成功は間違いなしと言っても過言ではありません。
実は私もまだ7つ全部はものにできていないのですが、新卒の方はぜひ、
「第一の習慣:主体性を発揮する」
「第三の習慣:重要事項を優先する」
「第五の習慣:理解してから理解される」
から身に着けていっていただければと思います。
詳細は記事にしていますので読んでみてください!
4.『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』
タイトルで敬遠しないで!いえ私も実はタイトルで敬遠していたのですが、読んでみたらこれはなかなか面白い。
服装はちゃんと整えて!
寝癖を直して!
声ははっきりと大きな声で!
背筋を伸ばして!
笑顔で!
そんなの別に仕事さえちゃんとできていれば関係ないでしょ?……いやぁあるんです。大いに関係あるんです。
あなたの仕事の実力や成果は残念ながら正当には評価されません。「なんて腐った社会だ!」と思われるかも知れませんがそうではありません。みんな「実力や成果だけをみて正当に評価」しているつもりなのです。なのに上記のような些細なことで評価は上下してしまう。これを心理学用語でバイアスと言いますが、怖いのはそれに誰も気づけないこと。
そんな社会の事実をわかりやすく教えてくれるのがこの本なのです。
ぜひタイトルで敬遠せず読んでみてください!新卒のうちに読んでおけば、あなたの会社での動き方、だいぶ変わると思いますよ?
5.『具体と抽象』
会社に入ると上司から、具体的に話せ・論理的に話せ、と何度も何度も言われます。
そんな時に読むと良いのがこの本。
具体的ってどういうこと?その反対の抽象的ってどういうこと?
どういう時は具体的に話して、どういう時は抽象的に考えればいいの?
可愛らしいネコちゃんのイラストを添えてわかりやすく教えてくれます。
具体と抽象は新卒だけでなく、これからどんどん役職を上がっていくにつれて更に必要になってくる考え方ですので、ぜひ早いうちにこの思考法を学んで同期と差をつけていきましょう!
新卒におすすめのビジネス書5冊を紹介させていただきました。
この他、中間管理職、営業、経営者向けなど、ジャンル別のビジネス書は下記で紹介していますので、こちらもよろしければ読んでみてください。