2019年11月第3週に読んだ9冊の本を5段階評価付きで紹介します。
- 『宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎』☆3
- 『この人を見よ』☆3
- 『いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本』☆4
- 『自由論』☆2
- 『シャーデンフロイデ』☆5
- 『重力とは何か』☆2
- 『人生を面白くする本物の教養』☆3
- 『29歳からの人生戦略ノート』☆3
- 『水木しげるの遠野物語』☆1
『宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎』☆3
素粒子強化月間ということで。
電磁力が光子でやりとりされていることは知っていましたが、細かくは知らなかった……
バーチャル光子って何やねん(笑)
素粒子に生じる力学には不確定性原理が欠かせないことがよくわかりました。
割とわかりやすいのてオススメ。
『この人を見よ』☆3
初ニーチェ!
「ニーチェによる、ニーチェのための、ニーチェの入門」
と解説にあるぐらい、ニーチェ節満載の一冊でした。
ドイツ人への当たりが強い(笑)
あと自画自賛がすごい(笑)
ちょっと癖になりそうなので、著作を読み漁ってみたいと思います。
『いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本』☆4
そもそもコンテンツマーケティングって何?っていう私にもわかりやすくとても勉強になりました。
すぐにお金にはならなくとも顧客のためになる情報を日々配信していく。
今後はこういう活動が必要になっていくのですね。
『自由論』☆2
他人の個性を尊重し、ダイバーシティを歓迎しよう、といった内容。
(ただし全体の秩序を乱すようなら社会的制裁もOKという、昔ながらのちょい過激目)
ミルは19世紀のイギリスに生きた人物ですが、この時代はまた個性への圧力が強かったのだなぁと思いました。
『シャーデンフロイデ』☆5
・シャーデンフロイデ(他人の不幸は蜜の味)
・利他的懲罰(いじめ、出る杭は打たれる)
ハンナ・アーレントの「悪の陳腐さ」もそうですが、人間は残酷であることが正常。
直視したくないこの現実を受け入れることが必要だと気付かせてくれる良書です。
『重力とは何か』☆2
ぐぬぁ……後半の超弦理論やホログラフィ原理あたりからめちゃむずい……
相対性理論や量子力学の説明もちょいとわかり辛かったかなぁ。
とはいえ、発刊時2012年までの最新理論が知れたので良かったです。
『人生を面白くする本物の教養』☆3
出口さんの教養の深さがわかる本。
というか出口さん小学生の頃から本読み過ぎ図書室制覇とかすげぇ……
教養とは知識をつけることではなく、得た知識を元に自分の頭で考えられることである。
知識偏重の私の胸には非常に刺さりました。
『29歳からの人生戦略ノート』☆3
ノート術の本。
私も日々1行日記を付けています。
しかしそれを分析や戦略策定には使えていませんでした。
これを読んで使えそうなアイデアがたくさん出てきたので良かったです。
29歳に限らすそれ以上の方でも、読めば気付きが得られると思います。
『水木しげるの遠野物語』☆1
遠野は以前行ったことがあり、柳田國男氏の『遠野物語』も好きなのですが……
残念ながらこちらは微妙だった。
漫画で単略化しすぎたようで、遠野物語の不思議さが減少してしまっていました。
ぜひ原著を読んで遠野に行ってみてください!