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2019年10月第5週に読んだ本まとめ【☆5本は2冊!】

 


2019年10月第5週に読んだ9冊の本を5段階評価付きで紹介します。

 

 


『進化の存在証明』☆3


『利己的な遺伝子』のリチャード・ドーキンス氏の著書。

年輪時計や炭素年代測定法が詳しく勉強できたのはgood。

2008年時点でダーウィンの進化論に懐疑的なアメリカ国民は40%以上いるとのこと。

広く一般教養を学び続けることの重要性をあらためて感じました。

 


『世界一ぜいたくな子育て』☆4


軽い気持ちで読み始めたら本格的な学術本やった……

ルソーの『エミール』とか出でくるし。

子育てに理想や正解はない!!

母子(そして父)が健康を害さず、双方に愛情が供与される自分なりのやり方を探っていくのが良いのだと思いました。

 


『人間不平等起源論』☆3


元々自然では平等であった人間が不平等になる=社会や統治機構ができること。

ダーウィンの『種の起源』が発刊される100年前に、人間が野生で暮らしていた頃の描写ができるとは驚きでした。

ルソーは最先端の考えを持っていたのだなぁとあらためて思いました。


『ジェームズ・アレンの人生が変わる5冊セット』☆4


 

ジェームズ・アレンの人生が変わる5冊セット

ジェームズ・アレンの人生が変わる5冊セット

 

 

『人を動かす』のD・カーネギーにも影響を与えたと言われるだけあって素晴らしい内容でした。

アドラー心理学とナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』の良いとこどり、しかも読みやすいときた!

自己啓発一冊目にオススメです。


『美味礼讃 』☆5


久々に最高の小説に出逢った……

フランス料理を日本に紹介した辻静雄の伝記小説。

豪華絢爛な料理の描写。

専門家同士の互いを尊敬する心地良い会話。

上から得た恩義を代々、下に引き継いでいく心。

素晴らしかった。
小説としては今年一番の一冊です!

 


『ビジネスマンへの歌舞伎案内』☆2


ビジネスマンなら歌舞伎を観た方がいいという主旨の本でしたが……私にはあまりピンとこなかったです。
こじつけ多かったし。

とはいえ歌舞伎の素晴らしさが伝わってきたのは事実。

機会があれば観てみたいと思いました。


『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える』☆5


ユダヤ人哲学者ハンナ・アーレントの『エルサレムのアイヒマン』などの著作を考察した本。

ナチス台頭、そしてホロコーストに至るまでの群衆心理が丁寧に解説されています。

我々も一歩間違えれば最悪の人災の加害者になり得ることを改めて思い知らされました。


『群集心理』☆3


1895年発刊の古典。

ナポレオン台頭などの事例を引合に、群衆心理を分析しています。

現代もなお、我々は「自分の頭で考えること無き」群衆になりがちです。

どんな時も俯瞰的に物事を捉え、周りに流されることなく自分の意志で行動することの大事さを再認識しました。


『知られざる皇室外交』☆4


上皇上皇后両陛下が日本の国際的地位の発展にこれほどまでに寄与していたとは……

第二次世界大戦時に日本がしてきたことの重さを再認識すると同時に、それらを受け止め続けてきた上皇上皇后両陛下に感謝が尽きません。

日本人なら読んでおくべき一冊。