2020年1月第4週に読んだ9冊の本を5段階評価付きで紹介します。
- 『ビジョナリー・カンパニー』☆4
- 『日本の優秀企業研究』☆2
- 『瓶詰の地獄』☆3
- 『スティーブ・ジョブズ Ⅰ』☆3
- 『スティーブ・ジョブズ Ⅱ』☆4
- 『ドグラ・マグラ 上』☆3
- 『ドグラ・マグラ 下』☆2
- 『賢いスーツの買い方』☆4
- 『イラストでまなぶ!戦闘外傷救護 COMBAT FIRST AID』☆3
『ビジョナリー・カンパニー』☆4
ほむ。
名著だけあって安定の素晴らしさ。
「時を告げるより、時計を作れ」
(仕組み作りを大事にせよ)
など、組織運営の指針となる言葉がたくさんあります。
読んでおけば他のビジネスマンと差を付けられること請け合いの一冊です。
『日本の優秀企業研究』☆2
アメリカのビジョナリーカンパニーの次は日本の優秀企業の特徴を勉強するよ!!
……フワフワしすぎててワロタ。
「危機をもって企業のチャンスに転化すること」
とかわかるけど、6つに絞った大事な条件がそれかい。
なんか日本の良くないとこを垣間見た気がしました。
『瓶詰の地獄』☆3
夢野久作短編集。
長編に比べて短編では、作者の「変態性欲」(作中語)がより多彩に随所に散りばめられていて……
この人ヤベーなと思います(笑)
長編では狭く深く、
短編では浅く広い変態性欲。
変なモノに目覚めたい方はぜひ一読を。
『スティーブ・ジョブズ Ⅰ』☆3
アップル創業者の伝記。
若い頃からクスリやってたり身体洗わなかったり宗教的なモノにハマったり。
滅茶苦茶な人だったのだなぁとあらためて感じます。
しかし、だからこそ死してなおこれだけの偉業と名を残している訳なのです。
『スティーブ・ジョブズ Ⅱ』☆4
ジョブズは嫌いです。
横暴だし誠意も無い。他人の心を平気で踏みにじる。
しかしそれ以上に彼は私達にたくさんのことを教えてくれます。
シンプルさ。
完璧を追求するため、何度でもやり直し決して妥協しない心。
高い視座を与えてくれる良書です。
『ドグラ・マグラ 上』☆3
チャカポコチャカポコ。
これが日本探偵小説三大奇書か。
スカラカチャカポコ。
胎児の夢と脳ずいの機能考察は面白い。意識とは何なのか、考えさせられる。
アーーーーー。
下巻ではどんなことになってしまうのでしょうか?
『ドグラ・マグラ 下』☆2
うーん、上巻は興味深い考え方もあって楽しく読ませていただいていたのですが……
下巻、物語の収束に向かう部分はこじつけ感もあって微妙でしたかなぁ。
夢・記憶・過去・現実が複雑に絡み合う感覚は想像力かきたてられるかもです。
『賢いスーツの買い方』☆4
タイトル通りの、それ以上でもそれ以下でもない、故に素晴らしい本でした。
必要な時にいつでも読めるように、本棚に並べておきたい一冊。
ビジネスマンなら買ってておいて損は無いと思います。
『イラストでまなぶ!戦闘外傷救護 COMBAT FIRST AID』☆3
予想以上にちゃんとしてた……というか軍隊の合理性半端ねえ。
一分の隙もないフローチャート
+隊員1人1人を最大限に活かす行動方針
まさに一つの生き物が如し。
ビジネス戦略の多くが軍から着想を得ているのがよくわかります。