世の中は副業ブーム!
動画やブログによる広告収入やクラウドソーシングでの仕事の受注など、本業をやりながら副収入を得ることが容易になってきました。
ここである程度稼ぐことができ、将来的には、「よし!思い切って会社をやめて起業してしまおう!」という人も多いかと思います。
また大学を卒業したら企業に就職が常識、という時代も終わり、自ら起業する、という方も増えてきました。
今日はそんな「将来的に起業したい」方が読んでおくべきビジネス書5冊を紹介したいと思います。
目次
起業したい人におすすめのビジネス書5冊
1.『入門起業の科学』
とにもかくにも最初の一冊としてオススメしたいのがこの本!
というか仮に一冊しか読めないならこの本を読んでください!
この本に起業の全てのノウハウが詰まっています。
複雑で難易度の高い起業という行為。
それを4つのわかりやすいステップに分解してくれており、この通りにやっていけば高確率で上手くいく手法を示してくれています。
最近の成功した起業はほとんどこのステップを辿っているといっても過言ではありません!
この後紹介する起業に関する名著の内容も多く盛り込まれた、まさに「起業のハウツー本」と言える一冊。
起業を考えている方はぜひ読んでみてください!
2.『イノベーションのジレンマ』
起業はしたいけどそんな革命的なアイデアなんて思い浮かばないよ、という人が大半かと思います。
そんな人はまずこの本を読みましょう。
イノベーションに関する古典的名著がこの『イノベーションのジレンマ 』。
多くの起業関連の本で引用され、あのスティーブ・ジョブズも愛読していた一冊。
これを読めば、
「なぜ大企業ではイノベーションを起こせないのか?」
そして
「ではどうすれば普通なら起こせないイノベーションを起こすことができるのか?」
その根本的な原理を知ることができます。
読めばあなたの価値感がかなり変わる一冊で、私もこの本を読み考え方が大きく変わりました。
例え起業を考えていない人でも、読めば社内での動き方が大きく変わるかと思います。
分厚く読みづらいところもある難書ではありますが、挑戦する価値のある一冊です。
記事にもしていますのでよろしければお読みください。
3.『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』
『イノベーションのジレンマ 』を読んでイノベーションが起こらない理由と起こし方はわかったけど、じゃあ具体的にアイデア出しってどうしたらいいの?
という問いに答えてくれるのがこの一冊。
最近流行りの「デザイン思考」(現場の課題を解決するソリューションを生み出す思考法)から一歩先に行き、自分がとにかく欲しいものを作り出す、それが「ビジョン思考」。
起業のアイデア作りに大いに役立つことの思考法を教えてくれるのがこの1冊なのです。
アイデア出しの方法もたくさん載っているので、アイデアに詰まったらぜひ読んでみてください。
ちなみに、アイデア出しならば『シンプルに結果を出す人の5W1H思考』や『考具 』などもアイデア出しのツールがたくさん紹介されていてオススメです。
※アイデア出しでおすすめのツール「5W1Hハンドル」は下記記事で紹介していますのでよろしければご覧ください。
4.『リーン・スタートアップ』
最初に紹介した『入門起業の科学』を更に細かくしたのがこの1冊。
どのように最初の顧客を見つけるか、どのように試作品を出すべきか、どのようにテストすべきか、そしてどこで方針変換を図るべきか。
起業におけるありとあらゆる細かいプロセスが超詳細に書かれています。
起業中に迷ったらこの本の該当箇所を開けばOK!っていうぐらい細かいです。
『入門起業の科学』を読んだ後に挑戦することでより深い理解が得られる1冊です。
5.『キャズム』
実際に商品を作った!そこそこ売れだした!
だけど爆発的にヒットはしない……
そういう時に読むべき本がこの『キャズム 』。
ニッチなユーザーにしか認知されていなかった製品を、一躍市場に浸透させる方法が記されています。
これを読めば、自分の商品が今どこのフェーズで止まってしまっているか、そしてそれを突破するにはどのようにすれば良いか、それらが手に取るようにわかります。
起業したいという人だけでなく、マーケターや営業の方も読んでおいて損はない一冊です。
起業した人におすすめのビジネス書5冊を紹介させていただきました。
この他、新社会人、中間管理職、営業、経営者向けなど、ジャンル別のビジネス書は下記で紹介していますので、こちらもよろしければ読んでみてください。