プライムリーディング、Kindle Unlitedは多くの哲学書も読み放題になっています。
古典的哲学書から哲学の入門書まで、色とりどり。
今回はその中からおすすめの哲学書5冊を紹介します。
※ランキングは2020年2月24日時点のものです。プライムリーディング、Kindle Unlitedは無料で読める本の入れ替えが激しいため、無料で読めたものが後日読めなくなっている可能性があります。ご了承ください。
目次
Amazonプライムリーディング・Kindle Unlimitedで読めるおすすめの哲学書7冊
1.『てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学学園』
入門書としてまず読んで欲しい1冊がこちら!
著名な哲学者たちを女の子にして、しかも4コマ漫画でわかりやすくその考えを説明してくれます。
ソクラテス・プラトン・アリストテレス
上記のような有名どころの哲学者の理論がすっと頭に入ってきて非常に良いですし、何より、
「西洋哲学は2種類しかない。プラトン主義か、反プラトン主義か」
この考えは、今後哲学を学ぶにあたりとても良い指針となると思います。
哲学を学びたいという方にまず手に取って欲しい、プライムリーディング、Kindle Unlitedで読める本の中でも自信をもってオススメできる1冊ですね。
本書のキャラは古代哲学者だけで終わってしまっていますが、作者の飲茶様、ぜひ中世や近世のキャラも出てくる続編をお待ちしております。
2.『教養として学んでおきたい哲学』
こちらも入門書として秀逸な一冊。
というより「哲学入門書」の入門書、みたいな本。
そもそも哲学って何なの?
どんな役に立つの?
という話に始まり、哲学2500年の歴史の流れ:
こんな派閥があったんだよ~
こんな考え方からこんな考え方に変わっていったんだよ~
などを、平易な文章でわかりやすく説明してくれます。
『てつがくフレンズ 』で古代哲学者を学び哲学に興味が持てたら、次はこの本を読んで哲学全体をざっくりと学ぶのが良いかと思います。
3.『ソクラテスの弁明』
では早速、実際に哲学者が書いた本を読んでみましょう!
私が最初にオススメしたいのがプラトン作『ソクラテスの弁明』。
若者たちを堕落させた罪で起訴されたソクラテスが、裁判の場で自らを弁護・弁明する話です。
「無知の知」や「問答法」など、ソクラテスの代名詞とも言われる考え方や手法が登場します。
ストーリー性もあって楽しく、比較的短く読みやすいので、読書初心者にもオススメできます。
プラトンの得意とした対話篇(ソクラテスと登場人物が対話することで、自説を論じるスタイル)がどんなものかも理解できる、哲学入門としてはピッタリの一冊ですね!
4.『ストア派哲学入門』
哲学を実際の生活や仕事に役立てたいという方にオススメの本がこちら。
幸せを掴むためにはどうすれば良いか、それを追求したのがストア哲学です。
自然の摂理に従い、自分の力が及ぶものだけに注力し、俗世を精一杯に生きる。
最近流行った『Think clearly』も、この哲学の影響を強く受けて作られています。
ストア哲学の教えは人生をより良くするヒントを多く与えてくれます。
哲学を学びたいという方以外にも強くオススメできる1冊ですね。
5.『論理哲学論考』
どうせなら難しい哲学書も読みたい?
よろしい、ならばヴィトゲンシュタインの『論理哲学論考』だ!
始めに言っておきます。
オススメしません(笑)
解説書なしで理解するのはほぼ不可能。
言語を数学的論理で解釈した超難書。
あぁ、ガチで哲学をやる人達ってこんな感じなんだなぁ、という雰囲気を味わいたい方にオススメです。
プライムリーディング、Kindle Unlitedで読めるおすすめの哲学書ア5冊を紹介させていただきました。
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