Kindle Unlimited、Prime Readingではサイエンス系の本ももたくさん読むことができます。
今回はその中からおすすめの「生物」の本5冊を紹介したいと思います。
動物や生き物が好きな方は是非読んでみてください!
※ランキングは2018年10月11日現在のものです。Kindle Unlimited, Prime Readingは無料で読める本の入れ替えが激しいため、無料で読めたものが後日読めなくなっている可能性があります。ご了承ください。
- 1位:『ヒトと生き物 ひとつながりのいのち 旭山動物園からのメッセージ』
- 2位:『ニワトリ 愛を独り占めにした鳥』
- 3位:『読めばわかる! 生物』
- 4位:『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ~ハイテク海洋動物学への招待~』
- 5位:『オールカラー完全復元 絶滅したふしぎな巨大生物』
1位:『ヒトと生き物 ひとつながりのいのち 旭山動物園からのメッセージ』
朝山動物園の飼育員の方が日々生き物に関して思っていることを記した本になります。
動物の命と最前線で向き合っている方の言葉の重みはやはり違います。
絶滅危惧種であるボルネオゾウを救うために現地へ赴き、レスキューセンターを作る。
その一方で狩猟の免許を取得し、人間が滅ぼしたエゾオオカミに代わって、増えすぎて害獣となってしまったエゾシカの駆除を行う。
生き物を大切にすることは、単にかわいい・かわいそうという上辺だけの感情で見るのではなく、命そのものと真剣に向き合うことが必要なのだと考えさせられる本です。
2位:『ニワトリ 愛を独り占めにした鳥』
こちらも人間と動物との関係を考えさせられる本です。
我々の日々の食卓に欠かすことのできない存在である卵と鶏肉。
それらを生み出す産卵用・食肉用のニワトリが、いかに効率的に食べ物を生産できるように人間の手によって作り変えられているかを思い知らされます。
約1.5年の間、年間290個のペースで卵を産み続ける産卵用にわとり。
生まれてから50日で出荷される食肉用にわとり。
別にだからといって私も卵や鶏肉を食べないという訳ではないですが、我々の食生活を支える裏側はこのようになっているんだ、と知ることは非常に大切だと思います。
食べ物への感謝の心を常に持つことの大切さを教えてくれる本です。
3位:『読めばわかる! 生物』
小学生向けの本なのですが、生物の基礎を学び直すにはちょうど良い本でした。
脊椎動物・無脊椎動物
哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類・魚類
動物だけでなく人体の作りや植物の基礎的なことも教えてくれます。
復習として一度読んでおくと、他の生物の本を読む際に理解の手助けをしてくれるかも知れません。
4位:『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ~ハイテク海洋動物学への招待~』
筆者はデータロガーと呼ばれる記録装置を海洋生物にとりつけてそれにより動物の生態を研究されている方です。
ペンギンやアザラシ、カメは同じ海に潜る生物なのに潜り方は全然違う
などなど、思わず感心してしまう研究結果がたくさん載っていて非情に楽しく読ませていただきました。
データロガーを生物に取り付けるまでの苦労、それを回収するまでの苦労の話も面白かったです。
将来こういった生物関係の研究に携わってみたいという学生の方は読んでみると良いと思います。
5位:『オールカラー完全復元 絶滅したふしぎな巨大生物』
こちらはちょっと毛色が変わりまして、恐竜やマンモスなどいわゆる古代生物に興味がある方におすすめの本です。
10mの貝とか3mのムカデとか
60mの恐竜(真偽のほどは定かではない……)
キリン並みの大きさの空飛ぶ鳥
13mのヘビに8mのナマケモノ
などなど。
子供と一緒に読んでも、大人が一人で読んでも楽しめる内容になっています。