このこねこのおすすめビジネス書紹介ブログ

年間700冊の読書家このこねこがあなたに合ったオススメのビジネス書をご紹介!

MENU

♣   今まで読んだおすすめのビジネス書一覧【150冊以上!】【5段階評価付き!】

仕事の目的を考えたい方におすすめ『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』【書評14冊目】


最近マンガ版で出て再びブームが起きている『LIFE SHIFT』(リンダ グラットン,アンドリュー スコット, 東洋経済新報社)。

私も早速読みましたので、本日はこちらを紹介したいと思います。

 

20代~40代の方は読んでおいて損はない一冊になっていましたよ!

 



 

目次

 

どんな人向け?


この本は20代~40代、場合によっては10代ないし50代くらいの方にもおすすめできる1冊です。

 

特にこれから転職しようと思っていて、、何のために働くか考えている方、

お金のためか、

スキルアップのためか

家族のためか、 

そういう方に特に読んで欲しいと思っています。

 

なぜなら人生が100年を超えることが珍しくなったこの時代、単一の目的のためだけに働いていては生きていけないことがこの本を読んでわかったからなのです……

 

どんな内容なの?


この本はズバリ、今の時代はお金を稼ぐためだけに働いても将来暮らしていけない、

お金のために働く、

スキルアップのために働く、

この両方のために働くことが重要だと説いています!

 

平均寿命が70~80歳だった時代、仮に定年が65歳だとしたら、我々が働く期間は約45年間。

45年間働いて貯めたお金(年金)で老後の10~15年を支えるという生活がギリギリ可能でした。

 

しかし今後、我々の平均寿命は100歳を突破します。

定年が65歳で変わらないとしたら、45年働いて貯めたお金で老後35年を支える、これは不可能です。

すなわち我々は70歳、ないし80歳まで働く必要がある。

そうすると我々の働く期間は60年近くになる。

そんな長い期間、我々が務めている企業は存続できるのでしょうか?

恐らく大半が倒産。

倒産しないにしても業態は大きく変わっているでしょう。

 

もし仮にあなたがお金を稼ぐためだけに働いていて、土日はダラダラと過ごしスキルアップをしない日々を続けていると仮定しましょう。

そうして60歳になった時、不意にあなたの勤めていた会社が倒産しました。

あなたはどうするでしょうか?

当然職を探さなければいけません。

でもその企業でしか働いたことがなくスキルアップもしてこなかったあなたを、雇いたい企業は果たしてあるでしょうか?

 

終身雇用・年功序列が当たり前だった時代なら、お金を稼ぐためだけに働くのもアリだったのかも知れません。

しかしそれが無くなった今、私達はお金のためだけでなく、スキルアップのためにも働かなくてはいけなくなったのです。

 

もしあなたが今の会社でお金を稼ぎつつ、スキルアップもできているというのならその会社にいても良いでしょう。

しかしスキルアップができていない、もしくはスキルアップが緩やかにしかできていないと感じた時は、もっと自分が成長できる会社に転職することも視野に入れた方が良いでしょう。

 

この本の中では人生100年時代の生き方の例が示されています。

完全に同じ内容ではないですが、私が日本風にアレンジしたものを紹介したいと思います。

 

2000年生まれの日本人の一生


2000年に生まれた陽太は、22歳で大学を卒業した後、すぐには就職せずに世界を旅してみることにしました。

現地でバイトしながら日銭を稼ぎ、その間様々な人物と交流を深め、多彩な考え方に触れ、自らの人脈を広げつつコミュニケーションスキルを磨いていきました。

 

25歳で日本に戻り就職し、バリバリ働きお金を稼ぎつつスキルアップもしていきます。

32歳で付き合っていた彼女:美月と結婚し、子供も2人授かりました。

美月は子供ができても仕事をやめず、ベビーシッターやお互いの両親の力も借りながら、二人は子育てや家事をうまく分担して共働きを続けていきます。

 

しかし陽太は38歳になってふと、今の会社に居続けてもいいのかと疑問に思います。

そこそこの地位にはついていますが、そのせいで残業も増え、子育てや家事も美月の負担が増えていました。

正直マンネリ化もしていて、自分がスキルアップできているかも不安でした。

 

そこで思い切って陽太は退職し、社会人学校に入学してITの勉強を始めることにしました。

子育てや家事はしながらの通学なので決して楽ではありませんが、陽太にとっては新しい学びが得られる刺激的な日々が続きます。

陽太が休職している間、妻の美月が働いて家計を支えます。

彼女は彼女で陽太が子育てや家事をしてくれることによって空いた時間で、通信教育を始めて資格を取得しており、それにより会社でのキャリアアップも果たしていました。

 

40歳で陽太は社会人学校を卒業しIT関連の資格もいくつか取得しました。

彼は在学中に様々な人脈を作ると同時に、20代で世界を回った時に知り合った友人たちとも連絡を取るようにしていました。

なんとその中の一人があるベンチャー企業の役員をしており、陽太はその友人と意気投合しその会社で働くこととなったのです。

 

陽太はその会社で自分が今まで得たスキルを活かしつつ、新たなスキルも磨いていきます。

貯蓄もどんどん増えていきます。

陽太も美月も家族との時間を大事にしつつも、空いた時間で自己投資を行いスキルアップのための勉強や人脈作りを続けていきました。

 

全てが順調に見えた60歳の頃、なんと陽太の勤めていた企業が倒産しています。

しかし彼は焦りませんでした。

なぜなら陽太には今まで培ってきたスキルがあったからです。

彼は妻の美月と相談して、二人で起業することにしました。

40年かけて作った広い人脈もフルに使い、賛同者も幾人か集めることができました。

会社は最初こそ厳しかったものの、5年後には何とか軌道に乗りそれなりの利益を出せるようになりました。

 

そうして陽太は78歳で若手に会社を託して引退し、妻の美月と共に幸せな余生を過ごし、100歳で子供や孫、ひ孫に囲まれながら生涯をとじるのでした。

 

総評


上記のようにこの本は、人生100年時代において仕事の目的はどうあるべきかを教えてくれています。

お金を稼ぐためだけでなく、スキルアップのためにも働く。

新しい時代の働き方を知りたい方は是非読んでみていただければと思います。